2021年6月20日 WBA・IBF世界バンダム級タイトルマッチが開催されます。
今や『Monster』の異名が付き、最強と言わしめる井上尚弥選手と対戦したのは、マイケル・ダスマリナス選手(フィリピン)です!
世界が注目する試合で、井上尚弥選手に挑戦することとなったダスマリナス選手の注目度が一気に跳ね上がっています!
今回マイケル・ダスマリナス選手の強さのについて調査しました!
マイケル・ダスマリナス選手が強い理由!
マイケル・ダスマリナス選手は、IBFバンダム級1位の選手です。
2012年1月プロデビューからの戦績は、33戦30勝2敗と驚く成績です。
また、30勝のうち20KOを奪っており、そのKO率は、なんと60.61%です!
なんと2014年からは敗北は無いそう。井上尚弥選手の好敵手となりそうです!
ダスマリナス選手は、1992年8月20日生まれの28歳。
WBSSの過去2戦では、ドネア選手、パヤノ選手は、10歳程度の年の差がありましたが、今回は同年代です!
個人的には、同年代の戦いという点にも注目しています!
日本の有名選手のスパーリングパートナーとして鍛え上げてきた
マイケル・ダスマリナス選手の強い理由は、プロとしての戦歴だけではありません。
なんと、日本の有名選手のスパークリングパートナーとしても活躍していました。
最初の来日は、2013年。世界3階級覇者となった亀田興毅のリングパートナーとして呼ばれた時だったそうです。
他にも、帝里木下、大森将平、山中慎介、岩佐亮佑、井上拓真などの世界チャンピオンや世界ランカーとスパークリングしてきたと言います。
世界チャンピオンらが、弱い選手をスパークリング相手にする事は絶対にありえません。
その”強さ”を買っての選定と言えます!
井上尚弥に勝てるほどの強さの理由!
引用元:Twitter
井上尚弥選手に勝てるほどのポテンシャルを持つ、マイケル・ダスマリナス選手の強さは何処からきているのでしょうか?
マイケル・ダスマリナスは、サウスポー!
ダスマリナス選手が、スパークリングパートナーとして、世界ランカー達に呼ばれ日本に呼ばれていた理由は、”サウスポー”だからです!
ボクシングでもサウスポー選手は少ない為、試合経験も右利き選手と比べ少なくなります。
その為、どうしても戦い難さがあるそうです。
一方、サウスポー選手は、戦う相手がほとんど右利きなので、経験値は豊富にあるのです!
マイケル・ダスマリナス選手も井上尚弥選手との試合に向け、こう語っています。
実際にマイケル・ダスマリナス選手は、長身で長いリーチがあるので、体格面では有利にあります!
世界の井上尚弥選手ともなると、十分な対策はしてきているとは想像できますが、逆にこういった少しの経験値差で、勝敗が動く可能性も出てきそうです。
『拳は生活の糧を得るためにある』それ故強い!!
マイケル・ダスマリナス選手のご家庭は、11人きょうだいで、もともと裕福では無かったそうです。
『家族の助けになりたい-』という気持ちが小さい頃からあり、9歳でリングに上がったそうです。
すぐにリングに上がり、得たファイトマネーは50ペソ(日本円で約110円)。
それでも、13人家族の1日のお米代となり、『とても嬉しかった。9歳の私にとっては大きなお金だった』と語っています。
そんな家庭の事情から始めたボクシングですが、”家族を助けたい”と言う気持ちが糧となり、ダスマリナス選手の強さに大きく影響しているのだと思います。
マイケル・ダスマリナス選手は強い!過去の試合動画
引用元:Twitter
マイケル・ダスマリナス選手の強さがわかる動画があるので、紹介します。
最後に
2021年6月20日にモンスター井上尚弥選手に挑戦したマイケル・ダスマリナス選手!
個人的には、井上尚弥が負ける所は、想像もつかないですし、見たくないですw
しかし、同世代で共に優秀な戦績のある二人なので、何が起きるかわかりません。
本当に楽しみです!
今回の試合によって、マイケル・ダスマリナス選手の強さは、さらに飛躍するすること間違いないので、これからの活躍にも期待です!
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